王子様との奇跡な恋をⅢ
ルナ「まぁそれぐらいは悩みはあるよね。学祭が終わったら聞いてあげる。なんでも話してみなさい!」
唯一「うん。」
同級生「そんなことより、仕事して。」
ルナ・唯一「はい。」
*廊下
店員「凄い。今時の大学生って学園祭でスイカ割りするんですね。」
唯人「スイカ割り?」
視線を向けると外でスイカ割りをする生徒が。
店員「あれって普通はバーベキューとか花火をやった後に割るものですよね……珍しいですね。」
唯人「しかも見てみろ、あいつら異様に短い棒でスイカ割ってる。」
生徒1「あー惜しい!もう少し右だったなー。」
店員「今のは惜しいとか以前の問題ですよね。そもそも長さが足りてません。」
生徒2「まじかー俺もそんな気がしてたんだよー。」
唯人「あいつもどんな気持ちであんな感想言ってるんだ。」
生徒3「次俺がやる!俺の鋭い感覚を見せつけてやる!見てろよ!」
店員「……永遠に割れないですね。行きますか。」
唯人「あぁ。」