王子様との奇跡な恋をⅢ

浮気



*屋台




店員「買いすぎた……。」



溢れんばかりの食べ物を両手に持つ。




唯人「とりあえず、このまま目の前の建物の三階まで登るか。」



店員「この状況で?手伝ってくれますよね?」




唯人「なんで?」




店員「なんで……。期待した私が馬鹿だった。ちょっと!歩くの早いですって!」



唯人「短足?」




店員「誰が豚足ですか!」




唯人「いや、そこまで言ってない。」




*コスプレ喫茶


早く唯人さんに会いたくてチラチラ時計を見てしまう。


ルナ「そんなに気になるなら少し早めに終わる?唯一は助っ人で来てくれてるわけだし、少し早く終わるぐらい、いいでしょ?」




唯一「いや、引き受けたんだから最後までやるよ。」




ルナ「だったら、時計ばかり見てないで学園祭楽しまないと!」




唯一「そうだね。ごめん。」



ルナ「行こう!」

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