王子様との奇跡な恋をⅢ
唯一「私の顔に何かついてる?」
聡「いつになったら飲むのかな?って思ってな。感想を聞かせておくれ。」
唯一「あっ……はい。」
゛…………ごめんなさい。飲みます。゛
一思いに飲む。
聡「おーいい飲みっぷりじゃ。」
唯一「……うん。美味しいね……ほんと……感動して涙まで出てくる。」
聡「涙が出るほど気に入ってくれるとは、次も用意しておくようにしよう。」
唯一「手間がかかって大変だから、大丈夫だよ!私が飲みたくなったら言うから。ね?」
聡「そうか?」
唯一「うん!ありがとう、おじいちゃん!」
聡「孫はやっぱり可愛いものじゃな……。」
唯一「そう?」
聡「だからなんでも願いを叶えてやりたくなる。……例えば、恋の願いとか。」
ココアを飲んでいた手の動きが止まる。
唯一「………知ってるの?」
聡「さぁ?他人から聞いた話だからな本当のことは分からん。当事者から聞かんと……な?」
唯一「……私の思ってた恋って、もっと輝いてるものばかりだと思ってたの。」
聡「初恋となると尚更そう思うかもな。」
唯一「そうだね……。そう思ってたんだけど、全然違った。」
聡「どうに?」