上司の甘い復讐
ことを終えても、翔太さんはずっと私を抱きしめてくれていた。
私はその身体に身を寄せ、幸せを噛みしめている。
それでもまだ身体に余韻は残っていて、奥底がじーんと震えるのだった。
翔太さんは私を抱きしめたまま、ぽつりと呟く。
「山村にバレちまったな」
「そうだね……」
「月曜日には、みんな知ってるだろう」
そう、そういう話は広まるのが速い。
散々翔太さんのことを馬鹿にしてきた私には恥ずかしいが、翔太さんをこんなにも好きなのも事実だ。
ハゲ崎と付き合っていると胸を張って言おう。