上司の甘い復讐





ことを終えても、翔太さんはずっと私を抱きしめてくれていた。

私はその身体に身を寄せ、幸せを噛みしめている。

それでもまだ身体に余韻は残っていて、奥底がじーんと震えるのだった。



翔太さんは私を抱きしめたまま、ぽつりと呟く。


「山村にバレちまったな」


「そうだね……」


「月曜日には、みんな知ってるだろう」



そう、そういう話は広まるのが速い。

散々翔太さんのことを馬鹿にしてきた私には恥ずかしいが、翔太さんをこんなにも好きなのも事実だ。

ハゲ崎と付き合っていると胸を張って言おう。


< 181 / 349 >

この作品をシェア

pagetop