上司の甘い復讐



ハゲ崎のことなんて興味がないのに、彼は勝手に自己アピールを始める。


「僕は陸上部でした。

棒高跳びをしていて」


げっ、ハゲ崎棒高跳びなんて出来るのか。


「でも、あまりしっかりやってはいなくて」


あ、そっか。

下手だったのか。

少しでもハゲ崎を悪くしたくて、心の中でガッツポーズを作る。


「ただ、体を動かすのは好きで、休みの日はランニングしたりしています」


ハゲ崎がランニングしていたら、痴漢と間違われないだろうか。

もしくは変質者。


< 19 / 349 >

この作品をシェア

pagetop