上司の甘い復讐



どきっとした。

まさかこんな時にその話題が出てくるとは思ってもいなかった。

顔が真っ赤になるのは、アルコールのせいだけではない。




だけど……

もはや出来上がりつつある二人は深く考えることすら出来ないようだった。

浴びるようにお酒を飲み、山村君に至ってはこの高級料亭で寝っ転がっている始末。

麻理子さんも短いスカートからパンツが見えるのではないかという際どい体勢で座っている。

まさか、翔太さんを誘惑しているの?

そんなことはない……まさか、ね?


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