完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。



「俺が少し触れただけなのに……甘い声漏れてるね」


「ほ、ほんとにもうこれ以上は……っ」


ただ触れられてるだけなのに、身体が過剰に反応するばかり。


このまま止まってくれなかったら、どうしよう……っ。


これじゃ、前と同じようなことになっちゃう。


迫ってくる会長の身体を押し返すと。

何かに気づいたのか、ピタッと触れるのをやめてくれた。


「少し性急すぎたかな。怖がらせちゃってごめんね」


前に男の子に迫られたときは、わたしが悪いって一方的に責められたけど。


会長はちゃんと止まってくれた。

< 38 / 211 >

この作品をシェア

pagetop