完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。



「あっ……髪ほどいちゃ……っ」

「大丈夫。俺が可愛い百葉ちゃんを隠してあげるから」


結んでいた髪がシュルッとほどかれて。

サイドを流れる髪を、会長の指先がすくいあげて耳にそっとかけてくる。


「この前……葎貴に髪触らせてたでしょ」

「あ、あれは……っ」


「俺の目の前で見せつけるなんて……百葉ちゃんいい度胸してるね」

髪をすくいあげて、そのまま髪にキスを落としながら。


「ダメでしょ。俺以外の男の前で油断しちゃ」

「っ……、会長……止まって、ください……っ」

< 92 / 211 >

この作品をシェア

pagetop