完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。
「あっ……髪ほどいちゃ……っ」
「大丈夫。俺が可愛い百葉ちゃんを隠してあげるから」
結んでいた髪がシュルッとほどかれて。
サイドを流れる髪を、会長の指先がすくいあげて耳にそっとかけてくる。
「この前……葎貴に髪触らせてたでしょ」
「あ、あれは……っ」
「俺の目の前で見せつけるなんて……百葉ちゃんいい度胸してるね」
髪をすくいあげて、そのまま髪にキスを落としながら。
「ダメでしょ。俺以外の男の前で油断しちゃ」
「っ……、会長……止まって、ください……っ」