来世なんていらない
「ねー、りいさー」

「何!?」

「今度さ、メイク教えてね」

「なーに色気付いてんの!あんたには早い!」

「そんなことないよ、私も可愛くなりたい!」

「あーもう、うるさい!てか早くしないとほんとに授業始まるってば!」

バタバタと廊下を走っていく私達を、すれ違った先生が「走るな!」って怒った。

「早く早く!」

私を引っ張るりいさの手。
ハニかんだ笑顔。

沢山の友達。

ここにはもう、私の地獄は無い。

生きようね。
明日も明後日も。

何年経っても、私はこの場所を思い出せる。

来世なんかじゃない。

みんなと繋いだ、今を。
< 168 / 168 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

純愛
たね/著

総文字数/93,258

ミステリー・サスペンス100ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
復讐。 ただその為だけに。 ※一部、血液などのグロテスクな表現を含む箇所がございます。苦手な方はお控えください。
檻の羊
たね/著

総文字数/35,047

ミステリー・サスペンス88ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
その時はっきりと決意ができた。 ああ、この人を殺してしまおう、と。 「クレハちゃん、それなぁに…」 「血管」 ーーー ※サイコサスペンス描写を含んでいるため、 苦手な方はご注意ください。
「ちょーだいっ!」
たね/著

総文字数/1,000

ホラー・オカルト1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
子どもが安全な生き物だって、 誰が決めたんですか。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop