来世なんていらない
学活の時間になった。
今日は委員長はみんなの前には立たないで、私を教卓の前に促した。
三人でまとめた資料を持って、教卓に立つ。
リスカをカミングアウトした日から、二回目だ。
あの時よりもみんなの顔がはっきりと見える。
「皆さん、改めて応援合戦への参加、ありがとうございます。このクラスでやりたい応援合戦を発表します」
黒板のほうを向いて、白のチョークをつまんだ。
黒板の真ん中に大きく書く。
“龍踊り”
「りゅう…おどり…?」
「なにそれー」
ちょっとずつ声が上がり始める。
またみんなのほうに向き直って、黒板を指しながら、言った。
「これは、“じゃおどり”と読みます」
「じゃおどり?」
「あ!なんか聞いたことあるかも!」
自分で自分の表情がほころぶのが分かる。
私の行動に反応を示してくれる人が居るってことへの感情を少しずつ知っていく。
それが「嬉しい」って感情なんだってことを。
今日は委員長はみんなの前には立たないで、私を教卓の前に促した。
三人でまとめた資料を持って、教卓に立つ。
リスカをカミングアウトした日から、二回目だ。
あの時よりもみんなの顔がはっきりと見える。
「皆さん、改めて応援合戦への参加、ありがとうございます。このクラスでやりたい応援合戦を発表します」
黒板のほうを向いて、白のチョークをつまんだ。
黒板の真ん中に大きく書く。
“龍踊り”
「りゅう…おどり…?」
「なにそれー」
ちょっとずつ声が上がり始める。
またみんなのほうに向き直って、黒板を指しながら、言った。
「これは、“じゃおどり”と読みます」
「じゃおどり?」
「あ!なんか聞いたことあるかも!」
自分で自分の表情がほころぶのが分かる。
私の行動に反応を示してくれる人が居るってことへの感情を少しずつ知っていく。
それが「嬉しい」って感情なんだってことを。