イケメンくんは地味子に夢中

イケメンツートップ

RINバレの危険と度々ぶつかりながら、やっとの思いですごした1ヶ月。

やっと1ヶ月がたったという感じ。



「やっぱあたしは成瀬様派!!」

「えー?うち絶対会長派なんだけど!!」

「「でも結局どっちもイケメンすぎて選べないよね〜」」



美璃愛ちゃんと教室に戻っていたところ、教室の前に溜まっていた女の子たちから聞こえてきたそんな言葉。

どっちが人気か、的な話かな?



「みりじゃーん!今の話聞いてた?」

「ちょっと聞こえてたよー」

「え、ちなみにみりはどっち派なん?」

「確かに気になる!あ、みり彼氏いるんだっけ?」

「あー、わたしは好きピが一番かっこいいかなー」



あ、美璃愛ちゃんのお友達なんだ!

歩いているわたしたちに話しかけてきた女の子たち。

そのまま一緒に歩いて教室に入った。



「好きピかよー。まじ超一途じゃんね?」

「他校なんだっけ?」

「んー?内緒!」

「まじまったく情報出てないからみりの好きピ想像できん」

「え、まじそれ!」



美璃愛ちゃんも好きな人いるのかぁ。

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