夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!




ネグリジェも送られてきて、やる気満々にはなってても、いざとなると、なかなか勇気が出ずに、数週間、経ってしまった。
一週間が過ぎるごとに気持ちは焦る。
でも…ネグリジェに着替えてもなかなかたっくんの部屋には行けなくて…



(はぁ……今夜も無理なのかなぁ?)



いつものように、ふたりで買い物に行った。
だけど、この日のたっくんはなんだか様子がおかしかった。



「大根が安いですよ。買いましょうか。」

「そうだね。」

「じゃがいもはまだありましたよね?」

「そうだね。」

何を話しかけても気のない返事。
どういうことだろう。



「コーヒーいれますね。」

「そうだね。」

いつもなら、たっくんがいれてくれるのに…どうしたんだろう?
明らかにおかしいよ。



クッキーをつまみながら、コーヒーを飲む。



「たっくん、何かあったんですか?」

「そうだね。」

「たっくん!!」

「え?」

私が大きな声を出したら、たっくんは夢から覚めたような顔をした。



「今日は朝からずっとおかしいですよ。
どうしたんですか?」

「ど、どうもしないよ。」

たっくんはさっと視線を逸らした。



「どうもしないことないですよ。
何か悩みがあるのなら、話して下さい!」

「そんな…これは俺の問題だから…」

やっぱり、たっくん、何か悩みがあるんだね。
何だろう?
これは聞き出さないと。
私はしつこくたっくんを問いただした。
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