夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!




「本当にありがとう。
おかげで手術の日取りがきまったよ。
手術をしたら、また普通の人と同じような生活が出来るようになるらしいんだ。」

「そうなんですか、それは良かったです。」



たっくん、とても嬉しそうだ。
本当に良かった。



「あ、あの…手術がすんだら、一度お見舞いに行こうかと思うんですが…」

「見舞い?いいよ、そんなの。」



え?なんで?
たっくん、なんだか急に不機嫌な顔になったよ。
お母さんと私を会わせたくないの?
でも、なんで?
訊きたいけど、なんだか訊けない雰囲気だったから、それ以上は言わなかった。



たっくんは結局、手術の日も病院には行かなかったみたい。
でも、成功したことは教えてくれたし、たっくんも嬉しそうだった。



もしかしたら、たっくん…私のことをまだお母さんに言ってないのかな?
あ、例えば、芸能界に復帰するまでは誰とも付き合わないって言ってたとか?
私をお見舞いに行かせないのには、きっとなんらかの理由があるんだろうね。
仕方ない。
たっくんが納得するまで、待つしかないね。
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