夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!
恭子さんは何度言ってもお金を受け取るとは言ってくれなかった。
本当に困った。
たっくんに言ったら、私に預けとくって。
仕方ないから、私が預かることにした。



それからは、まぁ、平和といえば、平和な日々が続いた。
私とたっくんの仲は順調。
特に何かが変わったわけではないけど、恋人と言える仲になれたんじゃないかな?と思う。
恭子さんは相変わらずだ。
たっくんは会わないといい続けてるから、代わりに…じゃないけど、私とは月に一度程度会って、たっくんへの貢ぎ物を預かっている。
たっくんは、そのことに何も言わないし、けっこう喜んでるみたい。
私はちょっと嫌なんだけど、はっきり言うことも出来ない。



「ねぇ、たっくん…そろそろ両親に話さない?」

「え?」

「もう一緒に暮らしてだいぶ経つし。」

「でも、俺はまだ変わらず居候のままだ。
家賃や生活費さえ渡せない。
そんな奴が結婚させて欲しいなんて言っても、ご両親が了承してくれるはずはないと思うんだけど。」



まぁ、それはそうだよね。
そのことは確かに私もわかってる。
絶対反対されるよね。
でも、上手いこと言えば…たっくんがお金を入れてることにしたら、大丈夫じゃないかな?
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