蒼薔薇 ・儚い想い・

始まり

〜†§†〜

ある空間に1人の少女がいた。


そこは真っ白な空間にひとつの黒い扉があるだけ。


少女の体は自分の意識に関係なく動き始めた。


扉に近付きたくないのに体は言うことを聞かなくて、口は音を出すことを忘れたかのように動かない。


段々と体は扉に近付いていき、何の抵抗も出来ないまま少女の体は黒い黒い扉へ吸い込まれていった。


少女に意識があったのはそこまでだった。






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