長いストーリー

いつからだろう。

あぁ、いつからだろう。

この声を聞くと耳がキーンとなるのは。

いつからだろう。

君に会いたいと思うのは。

いつからだろう。

声が聞きたいと思ったのは。

「ー辛いな。」


トントンと方を叩かれる。

手のひらは暖かく、そして心をジーンとさせるようなキモチだった

お母さん

私が震えそうになったり、泣きそうになった時は、いつも母がいる。

「…、ご飯、置いとくから…食べたい時にだべな…」

母の優しい声が胸に刺さる。

私はコクっと頷き、自分の部屋へ戻った。

部屋のベットの上にある笛。

狐の笛。

『ーーくん!これは、ともだちのあかし!!』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

6年前

「こんにちはー、神田さん、います?」

このこえは、!!!

お隣さんの夢山さんだ✨

お母さんに知らせなきゃ!

「お母さん!夢山さん!夢山さんが来てる!」

お母さんははっとこちらを向き、エプロンで手を拭きながら、夢やまさんのいる玄関へ行った。


ガチャ

「夢山さん、こんにちはー!最近お会いできなくて寂しかったですー。父をおよびしますね!」

母がワントーン高い声で話す。
夢山さんは、私の父の同級生で、偶然家も隣になった。

夢山さんはいつも来るので、自分にのとってはもう家族だ!

「あ、いえいえ、今日はうちのを息子と一緒に遊んでもらいたくてねぇ、レイちゃんに!」

ニコッと笑う夢山さんはとっても綺麗で
私の大好きな人だ!!

夢山さんはこっちを見て「こんにちは〜」
と声をかけてくれる。

私は恥ずかしくてコクっとつなずくことしかできなかった。

「息子さん?あぁ、ほたるくん!大きくなったねぇ!」

母が夢山さんから、目線を話して下を見た。
私もそれに合わせて、夢山さんから、同じくらいの目線にした。

そこには、夢山蛍くんがいた。

私は田舎だったので、小学校には誰もいず、ほたるくんが1番の友達だった

「…れいちゃん!あそぼぉ!」

ゆっくりと高い声、ほたるくんが誘ってくれた

母はこっちを見て、ほらっと言って私を前に出してくれた
「…いいよー!」

ほたるくんが顔をぱぁーー!!!とさせ、
手を繋いで庭に行った

そのまま夢山さんと母は玄関で立ち話をしていた

私はこの時がいちばん楽しかったかもしれない

あの時が来るまで、次の日

「…、れいちゃん、あそぼー!」

今日もまた、ほたるくんが来てくれた

ほたるくんが来てくれると毎日が楽しい!

まだ、この時は蛍くんのことを少し好意を持っていたんだと思う

「ほたるくん?きょうは、なにするのぉ?」

ほたるくんに聞くと、顔をニヤっとして
こっちを見てきた。

少し怖くなった自分は、蛍くんの袖を掴んで歩いていった。

ふふん!っと顔をこっちに向け
「今日は家に入っていいらしい!ゲームでもして楽しもーよ!」

と、蛍くんは笑った

私も、怖いことじゃないと安心してその日はたくさん遊んだ

帰ってきて、蛍くんとなにか友達の証が欲しくて、そこら辺にある竹を使って母と一緒に竹笛を作ることにしてみた、

以外に上手く行き、絵を書いてみた、

狐の絵

わしたしたちが、大好きな動物だった

次の日、ほたるくんがまた来てくれた。

「れいちゃん、今日は何する?」
と聞いてきた。
私はモジモジしながら、あ、あのね、と小さな声で言った。
「あのね、昨日ママと一緒に笛作ったの!これ、とも立ちの証として!!」

と恥ずかしがりながら言った、

ほたるくんも少し顔を赤くして、笛を取ってくれた。

はっと気がつくと、狐だということに気づいてくれて、

「すごい!きつねうまいね!!!」
めをきらきらさせて言ってくれた、

わたしにとって、この言葉が1番嬉しかった。

私も目をきらきらさせて

「じ、じゃあ、2人だけの音作らない??」

と話してみた。

ほたるくんは、うんうんとうなづいてくれて、今日遊ぶ予定ができた

(2人だけの音…なんなだかろまんちっく!!)

ウキウキしながら作っていくと、あっという間に帰りの時間だった、

バイバイと手を振る、

笛を見てるんるんとしていたら

ドン💥!!!!

後ろからものすごい音がして走って見に行くことにした、

なんだろうと思いながら見に行くと、


…え
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