なにげない幸せ

こんな日常・・・
もっと早く手に入れたかった。

コータローの出かけた後、アヤはしみじみ思う。

*****************

二人が出会ったのは、アヤが高校2年。
コータローは大学4年生。

社会人演劇サークルの公演を見に行き
そこで「私も入れてください!」とアヤが
飛び込んだのが始まり。
今まで、学校での生活しかなかったアヤには
本当に新鮮で、キラキラして見えた。
学校生活には飽き飽きしていたから
「あたしのやりたいことかも・・・」と
飛び込んで行ったのだった。


とりあえず大人ばかりの中で
アヤはマスコットのように可愛がられた。

「アヤちゃん、今日は何で来たの?」
「学校からまっすぐ来たんで、自転車です~」
「帰り、危ないんじゃないの?」
「コータローくん、送って行ってあげれば?」
そんな感じ。
その送ってくれる人は、毎回同じじゃなくて
コータローのこともあれば、他のメンバーということも
もちろんあった。




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