沼っちゃうほど甘い溺愛ラリーなんて、続けられません
なぁ~んだ。
結婚式を盛り上げるための、フリだったのか。
良かったぁ~~。
「由乃はみんなに見られるのが恥ずかしい女の子だと思って、こんなものを用意しました」
茜ちゃんが天井に向けて突き上げたもの。
バドミントンのラケットですが……
「潤くんと由乃で、一本ずつ持ってね」
「あっ、うん」
わかった。
わかったけど……何のために?
「キスしてるところをラケットで隠せば、恥ずかしくないでしょ?」
そっか、そっか。
ラケットの丸いところを2枚重ね合わせれば、モザイクみたいになるもんね。
茜ちゃんって優しい。
お気遣いありがとう。
それなら黒岩くんの持ってるラケットと、私の持ってるラケットを重ねて……
っと……