ただ…傍にいたいだけ…
「ごめん、俺なんか……“また”傷つけること言った?」
「あ、違うの!!
…………この前も…突然、大きな声出してごめんね」
「いや、あれは、悪いのは俺!
ごめん!!
“いなくなれ”って言って!
ほんっとごめん!!」
俺は許されたくて、必死に頭を下げて謝った。
「琉輝くん?!
顔、上げて!?」
そんな俺の頭を上げさせる雛葉。
意を決したように、俺に向き直った。
「琉輝くん」
「ん?」
「今日、琉輝くんを送ったら、タクシーで帰るから。
送らせて?」
「………ん、わかった…!」
これ以上、俺は何も言えなかった。
「━━━━それでね。
今度の日曜日、会えないかな?」
「え!?
あ、うん!もちろん!!」
ま、マジで!!?
デート!!?
しかし満面の笑みの俺に対し、雛葉は真剣で……どこか悲しい面持ちだった。
「あ、違うの!!
…………この前も…突然、大きな声出してごめんね」
「いや、あれは、悪いのは俺!
ごめん!!
“いなくなれ”って言って!
ほんっとごめん!!」
俺は許されたくて、必死に頭を下げて謝った。
「琉輝くん?!
顔、上げて!?」
そんな俺の頭を上げさせる雛葉。
意を決したように、俺に向き直った。
「琉輝くん」
「ん?」
「今日、琉輝くんを送ったら、タクシーで帰るから。
送らせて?」
「………ん、わかった…!」
これ以上、俺は何も言えなかった。
「━━━━それでね。
今度の日曜日、会えないかな?」
「え!?
あ、うん!もちろん!!」
ま、マジで!!?
デート!!?
しかし満面の笑みの俺に対し、雛葉は真剣で……どこか悲しい面持ちだった。