契約結婚のはずが、御曹司は一途な愛を抑えきれない
腕を押さえつけられて、真人自身はミクの中に入ってきた。

思いっきり、動かされて、ミクは最高潮に達してしまった。

「ミク、最高だ」

「ミク、俺だけのものになれ」

真人は思いっきり抱きしめた。

ミクは再び興奮の波が押し寄せて、感じてしまった。

そして、真人はミクの身体中にさらにキスマークをつけた。

ミクは涙が溢れて止まらなかった。

真人は自分勝手で、わがままで、優しさのかけらもない。

省吾さんとは全然違う。

私は省吾さんを裏切った。

もう、戻れない。省吾さん、ごめんなさい。

でも、省吾さんの気持ちを確かめたかった、例え契約の関係だとしても……

ミクは真人の元で過ごしていた。

あんなに真人が大好きだったのに、今は省吾さんが好き。

そんな矢先、省吾は体調を崩して寝込んでしまった。

由美子は省吾の体調を気遣い、マンションへやってきた。

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