あの日伝えられなかった言葉を君に

放課後、君と

「お、朝倉。ちょうど良かった。手伝ってくれ」
「なんすか」
「鳴宮に数学教えてやってくれ」
「え、俺が?」
「お前、数学だけは点数いいだろ?先生会議だから頼んだ!」
「はいっ?ちょっ、、、」
俺、永久は高校に入学したばっかの新米高校生。成績は中間の下くらいだけど、友達もいるしそれなりにエンジョイしていると思う。そんなある日、突然先生からの呼び出しをくらい帰ってきたと思ったら、今度はクラスメイトの鳴宮さんに数学を教える羽目に。
これじゃ帰ってゲームできねーじゃんかー。
鳴宮さんと話したことないし、、、。
「なんか、、、ごめん。急に」
「あ、いや、、、大丈夫。てか、、、鳴宮さんが赤点なの珍しいね」
大体いつも上位に入ってた気がすんだけど。
「あー、、、数学は苦手なの」
「マジ?俺、数学だけはいける」
「嘘ー。問題見てると呪いか?って思うんだけど」
「解くの簡単じゃん。絶対一つの答えしかないわけだし」
「、、、っふふ」
突然鳴宮さんが笑い始めた。
突然のことに理解が追いつかず、固まっていると、、、。
「あぁ、ごめんごめん笑。私達真逆だなって思って」
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