Re:君へ
朝、着信音が部屋に鳴り響いた・・・

・・・ピッ

心菜「もしもし・・・・」

美月「心菜?どうしたの?遅刻しそうだったから先に学校に来たよ?」

心菜「ぅん・・・ゴメンね・・・今日学校休む・・・」

美月「なんかあったの?今家に居るの?」

心菜「ぅん・・・家に居る・・・。」

美月「じぁ今から家に行くから!!」

心菜「・・・ぇっ・・・ちょっ・・・!」


返事をする前にケータイは切られていた・・・


・・・あの電話から10分で美月本当に家に来てくれた・・・


美月「おじゃまします・・・心菜!どうしたの? 
   なにがあった?」

心菜「美月・・・ゴメンね・・・私が弱いから・・・」

美月「ゆっくりでいいから何があったか話して?ね?」

心菜「・・・ぅん・・・っひっっ・・っあのね・・・」


美月に昨日あったことを全部話した。
話してる途中に心配して咲も走って学校からきてくれた。


・・・
話し終わると、2人は泣いていた・・・


美月「っ辛かったね・・・昨日、ちゃんと寝れてないんじゃない?
   大丈夫?」

咲「昨日私が心菜の家まで送ってたら良かったのにね・・・
  でも、もう絶対にそんなことさせないから!」

心菜「・・・来てくれてありがとう・・・2人がいてくれて良かった・・・」

咲「ねぇ心菜、今日泊まっていい?」

心菜「私は全然良いよ!・・・咲はいいの?」

咲「私が泊まりたいの!!」

美月「ずるいー私も(笑)」

心菜「(笑)ありがとう・・・」

咲「なんのこと~?(笑)」

美月「本当!なんのことだろう(笑)」



2人は私が1人になりたくないのを知っていてそう言ってくれたんだろう・・・
美月、咲、本当にありがとう・・・

その後一回荷物を取りに家に帰って皆で固まって寝た。

あの時美月と咲が居なかったら今の私は居なかったかもしれない・・・。


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