愛を知らない公爵令嬢は、二人の王子に溺愛される
アルベルト殿下とデート
次の週末、アルベルト殿下と出かける約束をした日。

「フレア、今日も美しいね」

アルベルト殿下は相変わらず涼しい顔で顔が赤くなる様なことを平気で仰る。

「フレア、ロイとは植物園に行ったらしいね。楽しかった?」

「はい・・・」

私がロイ殿下の告白を思い出し俯くと、アルベルト殿下は顎に手を当てて頷いた。


「フレア、ロイを思い出して顔を赤くしないでくれ。今すぐにその口を塞いで、フレアの頭を私でいっぱいにしたくなる」


アルベルト殿下はそう仰って、私にゆっくりと近づいてくる。
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