愛を知らない公爵令嬢は、二人の王子に溺愛される
一年後
一年後。

「フレア様!ロイ様が甘えましたわ!」

ミア様が私に走って近づいてくる。

「おい、ミア!俺は甘えてないぞ!」

「今度一緒に出かけようと言ったじゃありませんか!」

「それはデ、デートに誘ったんだ。甘えたわけじゃない!」

「やっぱりデートだったんですの!?」

「ああもう、そうだよ!」

ミア様の想い人はロイ様だったらしく、ミア様はロイ様の婚約者に選ばれた。
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