二度目のマリッジリング
萌音も同じように諒の指輪を新しいものに変える。愛のある指輪交換を、一年越しですることができた。だが、ここで萌音はあることに気付いてしまう。
「あの、諒さん……」
「どうしたの?萌音」
「実はその、私、諒さんにプレゼントを用意できてないんです。てっきり今日で終わりになると思っていたので」
「えっ!?それはショックだなぁ……」
諒はシュンと落ち込んでしまう。萌音が申し訳なくなりながら何度も「ごめんなさい」と言うと、諒の顔が近くなった。そして唇に柔らかいものが触れ、萌音は言葉を失う。
「じゃあ、萌音からキスしてほしいな」
ニコリと諒は笑い、突然キスをされたことに萌音は顔が真っ赤に染まっていく。だが、プレゼントを用意していなかった自分に拒否権はないと腹を括った。
「目、閉じてください」
「ん」
優しく唇が重なる。好きになった人とのキスは、どこかほんのり甘かった。
「あの、諒さん……」
「どうしたの?萌音」
「実はその、私、諒さんにプレゼントを用意できてないんです。てっきり今日で終わりになると思っていたので」
「えっ!?それはショックだなぁ……」
諒はシュンと落ち込んでしまう。萌音が申し訳なくなりながら何度も「ごめんなさい」と言うと、諒の顔が近くなった。そして唇に柔らかいものが触れ、萌音は言葉を失う。
「じゃあ、萌音からキスしてほしいな」
ニコリと諒は笑い、突然キスをされたことに萌音は顔が真っ赤に染まっていく。だが、プレゼントを用意していなかった自分に拒否権はないと腹を括った。
「目、閉じてください」
「ん」
優しく唇が重なる。好きになった人とのキスは、どこかほんのり甘かった。