フェチらぶ〜再会した紳士な俺様社長にビジ婚を強いられたはずが、世界一幸せな愛され妻になりました〜
幸福感と恍惚に酔い痴れていたせいでそれどころではなかったが、さっきから受け入れた奏の分身が存在感を知らしめるかのように、ドクンッと怒張し猛々しい反応を示している。
こうしている間にもドクドクと脈打つように蠢き、今にも爆ぜてしまいそうだ。
――やだ。す、凄く、硬い。それに大きくなってる。
まるで別の生き物のような、その生々しい感触を自覚した途端、羞恥と期待感とが同時に襲いかかってくる。
だが羞恥よりも奏への想いと期待感のほうが遙かに上回っている。
――今度こそ奏さん自身で満たして欲しい。もうグチャグチャにしていっぱいにして欲しい。
奏への想いと期待感とに突き動かされてしまった穂乃香は、奏の背中に腕を回してぎゅっとしがみつく。
「今すぐ奏さんでグチャグチャにして、お願い」
奏に甘えるように懇願した穂乃香の言動に劣情を煽られ、雄を彷彿とさせる粗野な呟きを零した奏が勢いよく腰を打ち付けてくる。
「ああ、くそ、可愛すぎだ」
「あっ、やぁ、ああんっ……!」
達したそばから再び絶頂へと追い立てられてしまい、絶頂を極めた穂乃香は危うく意識を失うところだった。
けれどもうあの夜の二の舞は踏ませないとばかりに、穂乃香の意識を奏自身に留めようとするかのように。
愛おしげに穂乃香の名前を紡ぎながら、たおやかな細腰を男らしく引き締まった己の腰に引き寄せ、今度はゆるゆると緩慢な動きで腰を揺らめかせる。