フェチらぶ〜再会した紳士な俺様社長にビジ婚を強いられたはずが、世界一幸せな愛され妻になりました〜
朝晩の気温差のおかげで、夜になると薄手の羽織り物が必要にはなるが、日中は日差しが強くまだまだ暑い。
泳ぐにはもってこいの気候である。
泳ぎの得意ではない穂乃香にとってはそうでもないのだが、仕事の合間にジムに通い泳ぎもたしなんでいたという奏には、絶好のプール日和となったようだ。
穂乃香は泳ぎが苦手だし、なによりビキニ姿が恥ずかしくてとても泳ぐような気にはなれずにいたので、足をちょこんと水につけるだけに留めた。
……のはずが、クロールを楽しんでいたはずの奏によって、水の中に引き込まれたのである。
「穂乃香、せっかくなんだから入ったらどうだ?」
「だ、大丈夫です」
「そんなこと言わずに、俺が教えてやるから、ほら」
「あっ、キャッ!」
もちろん、それだけではない。それだけで終わらせる奏ではなかった。
貸し切り状態であるのと、泳ぎが不得手な穂乃香が奏にぎゅっと抱きついているのをいいことに、淫らな戯れを仕掛けてきたのだ。
「穂乃香、そんなにくっつかれたら動けないだろ」
「だ、だから、言ってるじゃないですか。私のことは良いから、奏さんだけ泳いでくださいって」