フェチらぶ〜再会した紳士な俺様社長にビジ婚を強いられたはずが、世界一幸せな愛され妻になりました〜
もうその意地の悪いバリトンボイスを耳にしただけで、背中にぞわぞわっとした震えが甘い痺れと共に這い上がってくる。
「ち、ちがっ……あ、あんっ」
即座に否定の言葉を口にしたところで説得力など皆無だ。
理性を捨てきれない穂乃香の心とは裏腹に、身体はその先の快感を期待して奏に甘い愛撫を乞うように、豊かな胸を奏の胸板に押しつけ、腰までゆらゆらと揺らめかせる。
もうこうなってしまっては、理性など歯が立たない。
奏によって与えられる極上の愉悦を身体と五感のすべてで甘受し、欲望の赴くままに乱れに乱れ、頂点に昇り詰めるその瞬間まで、甘い喘ぎを繰り返すほかに術などないのだから。
奏の起こす快楽という波の狭間でされるがままに身を委ねることしかできない穂乃香の理性が完全に霧散してしまった頃には、プールサイドに仰向けになった奏の上でたわわな胸をふるんふるんと弾ませながら自ら腰を揺らめかせていた。
いわゆる騎乗位の体勢で、奏に両の胸を弄ばれている。
その姿は、普段の生真面目な穂乃香からは想像もできないほどに、酷く淫らで、この世の者とは思えぬほどに妖艶で美しい。