私の彼は御主人様
『止めない。こんなになるまで我慢して…っあたしのせいだよ』


『やめ…ろ…命令…だ』


胸が苦しい。


『違う…責任を感じてするんじゃない。独りにしないで』


あたしは二の腕を出した。

思い切ってカッターを滑らせる。


『くっ!』


肌に赤い線が入り血が滴る。


ノワールを壁に寄りかからせてあたしは腕を差し出した。




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