私の彼は御主人様
『今 終わりました。日誌です』


『ご苦労さん』


『はい』


鳴海先生があたしの顔をじっと見つめた。


(…なんだろ?)


『ちっと悪ぃ』


制服の袖をぐいっと上げる。


『ひゃっ! 』


二の腕が晒される。


先生の人差し指が肌の上をするり、滑る。




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