私の彼は御主人様
『うーん…異常なし』


今度はそのままあたしの首筋を撫でる。


びっくりして体が動かないし声も出ない。


『…なんでだ? 』


先生が首を捻る。


『せっ、先生っ!』


『あっ…すまん。気にすんな』


『気にしますっ! 』


探るような瞳であたしを見る先生。




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