星空の下で
その時だった。
「…っ…!」
急に千洋が苦しみ始めて、
その場にしゃがみ込んだ。
「お兄ちゃん!」
華恋がすばやく対処して
側に居た男の子の
力を借りて
保健室へ運んで行った。
先生がやってきて、
みんなもきょとんとしていて、
しばらく授業が
始められなかったのは
言うまでも無い。
俺は千洋が心配だった。
(…大丈夫かな?千洋。)
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