星空の下で

夜がやって来る。
俺にとっては闘いの夜だ。
寝る時間まで2人が一緒に居てくれる。
千洋は九時半までしか
一緒に居られへんけど、
と笑っていたが。
それでもいい、
後の時間は華恋が居る。
和室に優菜さんが
布団を敷いてくれたらしい。
「ありがとうございます。」
「いいのよ、
ゆっくりおやすみなさい。」
優菜さんはそう言って
リビングから出ていく。