星空の下で
俺は溜め息をついた。
「…ホントにゆっくり眠れたら
いいけどな。」
「おかんの言うことなんか、
聞き流しとけばええねん。」
「かな?」
「そうやで。
俺は事件の事までは
話してへんし、
お前が悪夢見る理由なんて、
他人には関係あらへんねん。」
「…そうだな。」
俺は千洋の言葉に元気付けられていた。
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