学校のマドンナと陰の俺
ヤンキーA「そんなに俺たちを甘く見るなよ!」
ヤンキーの一人が俺に殴りかかってきた。
明貴「遅い…よくそれで威勢切れるな!オラ!」
ヤンキーA「グハァァ!」
ヤンキーの鳩尾(みぞおち)を、めがけ拳を入れた。
ヤンキーの頭領「い、今のはまぐれに決まってる!一斉にかかれ!」
ヤンキーたち「「「「オオオオオオオ!」」」」
明貴「いくら、何人殴りかかろうと無駄なんだよ」
数十分後
ヤンキーたち「グヘェ…」「へべぇ…」「な、何だ…こいつ…強すぎる…」
明貴「お、終わった…痛てて…流石に…相手が多かったな…」
響子「明貴君!!!!」 
明貴「響子…」
響子「よ、良かった〜!」
と響子は泣いていた。
明貴「す、すまねぇ…心配をかけた…」
響子「本当…そうですよ…」
と、俺は響子を抱きしめた。
明貴「ごめん…本当にごめん…響子にとても心配をかけた。」
響子「もう、行くなら私にも声をかけてください!」
クラスメートA「北杜!!!!無事か!!!」
クラスの奴らが俺の所へ来た。
明貴「ああ、だいじょう…痛てて…」
クラスメートA「歩けるか?というか、お前、強かったんだな!」明貴「ああ、うちの親たちはさ、みんな武術家なんだよ」
クラスメートB「何だその!アニメみたいな奴は!!」
と、ヤンキーの事件以来俺は注目を浴びることになった。それで、男子たちからも響子との付き合いを恨まれることは多少なくなってきた。これはこれで寂しくなるかもな…
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