偶然?必然?運命です!
昔から動物には好かれていた。


何故か集まってくることもしばしば。


動物はね、好きだから良いのだけれど……。


友達がいつも喜んでくれていたから、嬉しかったけれど……。











これはない!!


これは望んでいない!!





「キャーーーッ!!」


「ワンッ!!ワンッ!!ワンッ!!」


「来ないでよーーっ!!」











夜の二十一時過ぎ。


外出していた私は何故か……







血に飢えたような野犬に追われていた。




こうなったのは、うっかり八兵衛ならぬ、我が家のうっかり母のせいだった。



遡ること数十分前ーー。
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