結婚直後にとある理由で離婚を申し出ましたが、 別れてくれないどころか次期社長の同期に執着されて愛されています
とにかく今日の私は、忙しい。
「お疲れ様です!
これ……」
裏でモールのマスコットキャラ、ニャオンちゃんの着ぐるみを脱ぐスタッフに声をかけかけて固まった。
「おっ、サンキュー!」
中途半端に差し出されていたスポーツドリンクを受け取り、スタッフは蓋を開けてごくごくと一気に飲んだ。
のはいい。
のはいいが。
「なんで矢崎くんが入ってるのよ!?」
まさか、彼が中に入っていたなんて思わない。
だって、他の部の人間とはいえ、課長なんだよ?
いくら手伝いに来ているからといって、一緒に来ている彼の部下を指揮する立場にあるはず。
なのになんで、きぐるみの中に入っているのよ?
「あー、さっきまでうちの若いのが入ってたんだけど、軽い熱中症でへばったから俺が代わりに」
矢崎くんはへらへら笑っているが、だからといって彼が入る必要はない。
「その子、大丈夫なの?」
つい、眉間に力が入ってしまう。
病院に運ばれるなんて事態になったら、大変だ。
「経口補水液と一緒に冷房効いてる場所で休ませてるから、大丈夫だ。
ちょっとふらふらしてただけだしな」
「なら、いいけど……」
安心させるように彼が笑う。
それで少し、ほっとした。
「それより」
「お疲れ様です!
これ……」
裏でモールのマスコットキャラ、ニャオンちゃんの着ぐるみを脱ぐスタッフに声をかけかけて固まった。
「おっ、サンキュー!」
中途半端に差し出されていたスポーツドリンクを受け取り、スタッフは蓋を開けてごくごくと一気に飲んだ。
のはいい。
のはいいが。
「なんで矢崎くんが入ってるのよ!?」
まさか、彼が中に入っていたなんて思わない。
だって、他の部の人間とはいえ、課長なんだよ?
いくら手伝いに来ているからといって、一緒に来ている彼の部下を指揮する立場にあるはず。
なのになんで、きぐるみの中に入っているのよ?
「あー、さっきまでうちの若いのが入ってたんだけど、軽い熱中症でへばったから俺が代わりに」
矢崎くんはへらへら笑っているが、だからといって彼が入る必要はない。
「その子、大丈夫なの?」
つい、眉間に力が入ってしまう。
病院に運ばれるなんて事態になったら、大変だ。
「経口補水液と一緒に冷房効いてる場所で休ませてるから、大丈夫だ。
ちょっとふらふらしてただけだしな」
「なら、いいけど……」
安心させるように彼が笑う。
それで少し、ほっとした。
「それより」