Kahlua Milk 〜Hiding Gray 君の瞳に隠されて〜
一生…

ふるふると首を横にふる

「ミナと会った時、俺、大学で孤立しててさ…どん底だったわけよ
それでなんとなくあの飲み会に参加した
そこにミナがいて、ミナは俺に話しかけてくれた
そのおかげでケイとアヤとサクヤとも仲良くなれて
だから、俺は、ずっとミナと付き合っていきたいし大切にしたいんだ」


「…っ…」

「まぁあいつら3人は知らねーけどな(笑)
あいつら予定バックレるし、LINE返信しねーし!
ミナだけだよ、仲良いの」


心臓が…うるさい…
深い意味はないってわかっていても、一生大切にしたいなんて言われたら…


私、また勘違いしちゃいそうになるよ

ズルい…ズルいよ…
私だけドキドキして、君は何事もないように私の名前を呼ぶ

「ミナ?」

「あ、ううん…

ありがとう」

だから私も、君に笑顔を返す
あなたが望むなら、いつでも横で笑っているよ
友達でも


『大切にしたい』

その言葉が、どれだけ私にとって特別か
どれだけ嬉しいか

君にとって深い意味なんてなくても

ものすごく、嬉しかった


だからね、それでいい
このままのこの距離で、十分幸せだから

よく聞く映画や漫画の中のヒロインの気持ち
今なら痛いほどよくわかる

今の状態を壊したくなくて
壊してしまうのが怖いから、素直に気持ちを伝えられない

もし、ここで想いを伝えたら、君を困らせるだろう
気まずい2人になんて絶対なりたくない

伝えることでこの関係が崩れてしまうくらいなら…些細な想い、押し殺す方がずっとマシ


大切にしたいと、言ってくれた



だから私は、何事もないように演じる
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