私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
「なら大丈夫!
今日はお家で休みな?
学校じゃ周りに気を遣うでしょ?」
「……………分かりました
それに………ここで嫌って言ったら奏斗先生に怒られそうですし」
「確かにー
それだけ心配してるんだよ
岩本さんのこと」
「別に大丈夫なんだけどな…………帰りくらい一人で帰れるし」
「まぁまぁ
奏斗先生送ってくれるって言ってたからさ
そこは甘えな」
「………はい」
「よし、じゃあ動けそう?」
「多分」
そして岩本さんは立ち上がった
フラフラしてないし大丈夫そうだな!
「大丈夫そうだね
じゃあ荷物取りに行こうか!」
そして教室に向かった
「じゃあ岩本さんまたね!
ゆっくり休むんだよ」
「はい!
さようならー」
奏斗先生と合流し、岩本さんを見送った
これで少しは休めるといいな……