夢占いの魔法

高校3年美術の最後の大会

美術の先生が
何か参考にして
絵を描いてもいいんだぞと
みんなに言っていた。

真夏はなかなか
絵のアイディアが思いつかないで
いた。

昔から好きな絵本があって
そこからイメージにしてみようと
真夏は思いついた。

美術部の友達3人も描いていた。

真夏は描いたが
何かしっくりこないと
感じていた。

それがどうしてなのか
わからないでいた。

美術の大会当日

他の高校の絵がたくさん
並んでいた。

すごく新鮮だった。

美術の先生と1人の先生が
審査をしていた。
私の絵の前で立ち止まると
先生どうしで耳でコソコソ
話をしていた。

美術の先生が私の絵を
見てお前描いた絵じゃないだろ
と言った。何でだと聞かれた。
真夏は絵本から引用したんですと
言った。美術の先生は
何でそんなことしたんだと言った。
アイディアが思いつかなかった
からですと真夏は言った。
それで賞が貰えないのは
真夏自身も確実だと確信した。

賞を貰ったのは
美術部の友達だった。

真夏はすごく悔しかった。

美術部の友達は
2年の大会の時真夏ちゃん
賞とった時本当は悔しかった
んだ。でもあれから本気で
絵の勉強して今回賞に
繋がったんだと言った。
真夏ちゃんのおかげでも
あると言ってくれた。

真夏は自分が
すごく情けないと思った。
帰ってからすごく泣いた。

次は自分の考えを
絵にしないといけないんだと
改めて感じた。

だから真夏は
ファッションデザイナーに
なるとその為に専門学校に
行って勉強したいと強く
思った。
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