夢占いの魔法

高校1年の春

真夏は女子高の1年生。

真夏は美術部に入ると
決めていた。

昔から真夏は亡くなった
おじいちゃんから
絵が上手だから
ファッションデザイナーに
なりなさいと言われていた。

家族でそんなこと言って
くれたのおじいちゃんだけ
だった。

真夏はすごく嬉しかった。

だから美術部にはいるんだと
強く思っていた。

クラスに入ると
知らない人ばっかりで
早く仲良くなれそうな人
探さないとと思った。

勇気を出して
前にいた子に話しかけてみた。

あの?部活何入る予定ですか?
と真夏は聞くとその子は
美術部に入ると言っていた。
本当!私も美術部入ると
決めていたの。

じゃあ一緒に美術部に
行かない?と真夏は言った。

その子はいいよと
嬉しいそうに笑顔だった。

優しそうな笑顔に
真夏はほっとした。

内心中学トラウマ
大きくて嫌な記憶が
よみがえるからなと
思った。

美術部に入ってみると
既に絵を描いてる先輩達が
いた。楽しそうに絵を
描いていてアットホームな
感じだった。
雰囲気も良さそうなので
美術部に決まり。
友達もできたし良かったと
真夏は思った。

美術部の先生は
とても優しい先生だった。

自分の好きな絵を
描いていいんだよと
それだけ言って
先生は美術部には
ずっといなかった。

美術部の先生も
何か美術部の他に
何かやることがあるのかな
と思ってそんなに真夏は
気にしてなかった。

好きな絵を描けるなんて
こんな楽しいことないと
真夏は思った。

1年生の教室のお昼

みんな大体
好きなグループが
出来初めて
お弁当食べていた。

真夏は美術部で仲良くなった
友達と机をくっつけて
お弁当食べていた。

真夏はクラスの2人が
1人でお弁当食べてることに
気づいた。
美術部の友達にお昼誘っても
いいかな?と聞いたらいいよと
言うので勇気を出して
誘ってみた。

1人は茶道部の子で
話しかけてありがとうと
笑顔で言ってくれた。

2人目の子は美術部の子で
ちょうど美術部入る予定
だったみたいで私と
一緒だねと言ったら
え?そうなの?って
びっくりして嬉しそうだった。

真夏のグループは
4人になった。



< 8 / 18 >

この作品をシェア

pagetop