宮野くんは、まさかのヴァンパイア?!
次の日、私は学校に行くと、翠たちが私を見つけるないなや飛んできた。
「あの後、どこ行ってたの?!」
「探したんだよ?!」
「宮野にも言われて」
「宮野くん?」
「そうだよ!宮野が『媛、どこに行った?!』って、でも私らじゃどうしようも出来なくて……」
「でも、媛は今私らの前に居る。本当に良かった」
翠ちゃん達は、私をハグした。
誇らしい光景。
朝、宮野くんの姿を見たけど、私の姿見るとそっぽを向いてどこかに行ってしまった。
私の不注意だけど、だけど!酷いよ……
私は、授業中上の空。
先生に運良く当てられなかったのは奇跡だったけど。
私って……宮野くんのことが……好き、なのかな?
「_____め、媛」
「ん、あ」
「大丈夫?なんか、あった?」
私は、翠ちゃんの、顔を見て泣きそうになる。
「ごめん、ちょっと1人にさせて」
そういうと、教室から出ていった。
宮野くんが、見ていることも気づかずに。