同居中の総長さま×4が距離感バグってます!
「俺の知りたい情報が入ったとかでな。だから、俺が帰ってくるまでここから動くなよ?」


藍の問いに、わたしはこくんとうなずいた。


「うん、わかった」


そう言ってみたけど、わたしはふと思った。


今の会話のやり取りからすると――。

もしかして、藍はわたしの心配をしてくれている?


「そういえば、なんでわたしを助けてくれたの?」

「なんでって?」

「だって、雪夜さんのこと好きじゃないんだよね?それなのに、わざわざ白虎の部屋にまできて」


藍にとっては、なるべく近寄りたくない場所じゃなかったのかな。

仲よくないのなら、交流もないだろうし。


顎に手を添えて考えていると、ふと背中に気配を感じた。


振り返ると、ソファの背もたれに頬杖をつきわたしを見つめる藍が。


「俺、お前と約束したよな?」
< 119 / 381 >

この作品をシェア

pagetop