同居中の総長さま×4が距離感バグってます!
「…青龍の人?その人は大丈夫だったの?」

「今は病院で治療中」


視線を落とす藍。


わたしには考えられないけど、ある日突然だれかに襲われることもある。

暴走族に所属しているなら、それは当たり前のこと。


「卑怯な騙し討ちみたいなことをやってきたのは最近できたばかりの族で、とにかく逃げ足だけは速くてな」

「…それで、こんな遅くなったんだ」

「ああ。放っておいたところで青龍の敵ではないが、仲間やられてんだから落とし前をつけさせる必要はあったから」


病院で治療中の仲間のことを思ってか、藍がギリッと唇を噛む。

普段藍は青龍の話はしてこないからこそ、仲間を思う藍を見るのはこれが初めてだ。


「…藍は!?藍にケガはないの…!?」

「俺があんなやつらにやられるかよ」


フッと余裕の笑みを見せる藍。
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