同居中の総長さま×4が距離感バグってます!
だけど、すぐに我に返る。


「……あっ…、急にぶつかってごめんなさい。えっと…大丈夫ですか?」


わたしは、その人の顔をのぞき込む。


しかし、すぐに視線を逸らされた。

しかも、なにも言わずに立ち去った…!


「…え?…無視…??」


わたしの口から、無意識にポロッとそんな言葉がこぼれた。


「なに…あの態度っ…。そりゃ…、ぶつかったわたしが悪いけどさ」


だったとしても、無視することないんじゃないかな。


そんな小言をつぶやくわたしに、周りにいた女の子たちの視線が一斉に突き刺さる。


「朝陽さん!あなたこそなんなの…その態度!」

「…え?」

「以前、雪夜様にも粗相をしたというのに、(らん)様にまで…!!」

「え?…え?…“ランサマ”?」


“藍様”って、さっきの無愛想男のこと…?
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