やめないで。それ。


「だから、わたしは先輩を信じたいの。
あの人女絡みとか、すーぐ不機嫌になるとことかまだまだ不安要素いっぱいだけど、それでもわたしは多分一生先輩のこと嫌いになれないと思う。」

「そっか…。じゃあチャンスもないってことだね。」

「うん。ほんとにごめんなさい。瀬名くんの気持ちに薄々気づいた時に言うべきでした。」

「おれこそたくさん悩ませてごめんね。」

「ううん!話聞いてくれてありがとう!」

「またともだちとして仲よくしてね。じゃあ、」


瀬名くんはカバンを持って教室を出ようとしたとき、


「、先輩…!」


先輩が教室の扉にもたれかかって立っていた。

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