先生 ♀ × 生徒 ♀
続いて...

いよいよあたしの200m走。

後ろを見ると凰市も居た。

1レース目があたしで、2レース目が凰市。


「陽葵~頑張って!」


ママが理央と手を振っている。


「位置について...よーい、ドンッ!」


パンパァンッ...。


ピストルの音が鳴った。


「陽葵ー!」

「いけー!」


みんなに応援されながら走った200m走、勿論一位。

凰市も一位だった。


「お疲れ」


遥が言った。


「速かったでしょ?」


あたしは得意気に言った。


「うん、ブッチギリだったね」

「まぁね」
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