先生 ♀ × 生徒 ♀
himari視点


後夜祭が終わった。


「陽葵...?」

「んー?」

「どうしたの?なんかあった?」


実愛が言う。


「優しい声で...話しかけないで.....」


あたしは今上手く笑えてるだろうか。


「話したくないなら話さなくていい。けどあんまり溜め込むな」


凰市が言った。


「そうだよ、お前昔から人に弱いとこ見せないからなぁ」


華衣が言った。

駄目だ、涙が止まらない。

あたしは全部話した。

話終わると、また陽咲と実愛が泣いていた。

それがおかしくてあたしは笑ってしまった。
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