先生 ♀ × 生徒 ♀
ピストルの音と共に皆一斉に走り出した。


「は、速...」


陽咲と凰市は早くもトップに出た。

まずはグラウンドを一周して、そこから街に出る。

街に出ると、保護者が沢山居る。


「「陽葵~!実愛~!」」

「ひーり!みーあ!」


ママと理央と実愛ママが居た。

あたしらにカメラを向けて手を振っている。

あたしらはピースをした。

しばらくすると、次は凰市ママと華衣ママが居た。


「「がんばれ~!」」


そう言いながらあたしらにカメラを向けていた。

またあたしらはピースをした。

街を約5キロ走る。

そして学校に戻ってグラウンドをまた一周してゴール。


「ハァハァ...やっと学校まで来たね...」


グラウンドの真ん中の旗の所を見ると、陽咲は二番目に居た。

凰市は...一番だ!

あたしは8番でゴールした。

実愛は9番。

華衣は...まだ帰ってきてないみたいだ。
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