隣の不良くんは今日もずるい人

「はよ」

隣の席から声をかけられた。

「えっ!?おはよう、、」

さっきの扉の音は鮫島くんだったのか。てっきり、先生だと思っていたので突然現れた鮫島くんにびっくりした。それに、鮫島くんの方から挨拶してくれるんだ。

「今日提出のってこれか?」

「うん!そうだよ〜」

鮫島くんが今日の提出物のプリントを確認してきた。
失礼な考えだけど、鮫島くんって提出物やってくる人なんだ。てっきり、毎回宿題とかやってこないタイプの人間だと思っていた。

「お前、今宿題やってくるなんて意外とか思っただろ??」

鮫島くんの言葉にギクリとする。

「そ、そんなことないよ??」

「なんだそれ、目泳いでんぞ」

なんだそれと言いながらも目を細めて鮫島くんは笑った。目は口ほどに物を言うというのは本当のことなんだろうな。私ってすぐに顔に出るからなぁ、、。
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